REVIEW SCORE
評価サマリー
かなり好印象
1日体験として、通いやすさ、昼食無料、PC作業の相性が良い印象でした。
ケース6 / 1日体験
長文レビューを読む前に、接点・条件・作業内容・結論を先に整理しています。本文では、実際に感じたことをそのまま記録しています。
この記事の要点
1日体験で実際の流れを確認でき、PC作業と自分のツール制作が少しつながったように感じた。
REVIEW SCORE
かなり好印象
1日体験として、通いやすさ、昼食無料、PC作業の相性が良い印象でした。
通いやすさ
5.0 / 5
昼食無料
5.0 / 5
PC作業との相性
4.3 / 5
Eラーニング
4.0 / 5
事前案内の安心感
3.5 / 5
カレーパン&ITワークスへ、2回目の体験に行ってきました。
前回は午後のみの参加で、Eラーニングを体験させていただきました。今回は、朝10時から午後3時までの1日体験です。
カレーパン&ITワークスの事業所は、自宅から自転車で6分ほどの場所にあります。そのため、「9時45分くらいに家を出れば間に合うかな」と考えていました。ところが、事業所に着いたころには、利用者さんやスタッフの方々はすでに到着し、席に座って準備を整えていました。
そういえば、仕事の場では、開始時刻の少なくとも15分前には到着し、落ち着いて準備をしておくのが基本だったなと思い出しました。
B型事業所は雇用契約を結んで働く場所ではないため、一般の職場とまったく同じように考える必要はないのかもしれません。
それでも、時間に余裕をもって到着し、落ち着いて準備を整えることは、社会生活を送るうえでの基本的なマナーのひとつだと思います。また、B型事業所を利用することは、生活のリズムを整えたり、社会復帰に向けた練習をしたりする機会でもあります。
少し早めに到着することも、これから少しずつ当たり前にしていきたいと思いました。
今回の記事では、次のような内容を書いています。
事業所に到着すると、まず自分の名前が表示されたタッチパネルを押して、出席の手続きをしました。そのあと、昼食のメニューを選ぶよう案内されました。
手続きを終えると、ほかの利用者さんたちと同じデスクに座り、午前中の作業を開始しました。ただし、私は体験参加だったため、ほかの利用者さんとは別の内容に取り組みました。
前回の体験と同じく、午前中はEラーニングの動画を視聴しました。今回選んだのは、HTMLの初級講座です。
ほかにもWordやExcel、Web関連の言語など、さまざまな講座が用意されていましたが、HTMLの講座を見ているうちに、午前中の2時間が終わりました。
25年ほど前、大学の授業でメモ帳にHTMLを手書きし、ホームページを作ったことがあります。今回の講座でも、それと似た内容を学びました。昔の記憶を思い出しながら進められた一方で、忘れていることも多く、あらためて基礎から確認する機会になりました。
その間、ほかの利用者さんたちは、受託作業用のWebサイトを確認しながら、注文状況やキャンセル情報などを記録する作業に取り組んでいたようです。
午前中、私はEラーニングを受講していたため、この作業には参加しませんでしたが、午後からは、ほかの利用者さんたちが行っていたものと同じ作業を体験させていただきました。
カレーパン&ITワークスでは、昼食を無料でいただくことができます。いくつかあるメニューの中から、今回は親子丼を選びました。
昼食の時間になると、自分の名前が書かれた紙と一緒に、電子レンジで温められたパック入りのご飯と、親子丼のおかずや3種類ほどの副菜が一つの容器に入ったお弁当が用意されていました。ご飯とおかずはどちらも密封された容器に入っており、電子レンジで温めて食べるタイプです。
量はやや控えめで、味は市販のレトルト食品に近い印象でした。一方で、主食と主菜に加えて副菜もあり、栄養バランスや健康面を考えて作られた献立なのだと思います。
これまで見学したり調べたりした限り、昼食を無料で提供しているB型事業所は、ほとんど見かけませんでした。無料で昼食をいただけるのは、かなりありがたいポイントです。
午後からは、ほかの利用者さんが午前中に取り組んでいた作業を、私も体験させてもらいました。
作業内容は、パソコンで専用のページを開き、注文状況やキャンセルの有無を確認して、その内容を決められた形式で記録していくというものです。
手順そのものはそれほど難しくなく、一度説明を聞けば進められる内容でした。ただ、注文番号や件数を間違えないように確認する必要があるため、簡単そうに見えても集中力は必要です。
同じような確認を繰り返す作業なので、慣れてくればスムーズに進められそうだと思いました。
今回体験したのは、画面に表示された注文状況やキャンセル情報を人の目で確認し、決められた形式で記録していく作業でした。
実際に取り組んでみて、私は「この作業の一部は、ツールを使えばもっと早く、正確に進められるのではないか」と考えました。
最近はCodexを使い、ゲームや簡単なツール、ホームページなどを作っています。そのため、画面上の情報を読み取り、必要な項目だけを抽出して記録する補助ツールも、技術的には作れるのではないかと思ったのです。
たとえば、人がログインして対象のページを開いたあと、注文状況やキャンセル番号を自動で抽出し、確認しやすい形にまとめることができれば、作業時間の短縮や転記ミスの防止につながるかもしれません。
ただ、実際の業務では、単純に作業時間だけを短くすればよいわけではないとも思います。
この仕事は、外部の企業から受託している案件のようでした。受託元との契約や作業手順の決まりがあり、人の目で確認すること自体に意味がある可能性もあります。
また、ツールによって作業の大部分を自動化してしまえば、B型事業所を利用する人たちが取り組む仕事を減らしてしまうことにもなりかねません。効率だけでなく、利用者さんが作業を通して集中力や正確さを身につけるという目的もあるのだと思います。
さらに、作業では通販の注文履歴を扱うため、アカウントやパスワード、注文番号などの情報管理にも注意が必要です。外部のAIや許可されていないツールに業務上の情報を読み込ませることは、セキュリティの面から簡単に行えるものではありません。
それでも個人的には、ルールや安全性を守ったうえで、確認作業を補助するツールを活用できれば、作業の正確さや生産性を高められるのではないかと思っています。
すべてを自動化するのではなく、最後の確認は人が行い、間違いやすい部分だけをツールが補助する形なら、利用者さんの仕事を奪わずに、負担やミスを減らすこともできるかもしれません。
今回の体験を通して、効率化できそうに見える作業にも、契約やセキュリティ、福祉的な目的など、さまざまな事情が関係しているのだと気づきました。
せっかくなので、似たような作業を再現した簡単なツールも試しに作ってみました。
今回作ったのは「データ確認補助ツール」という、CSV/TSVなどの表データをローカルPCで読み込んで、期間とキーワードで確認・集計するための補助ツールです。
実際の業務データではなく、架空のサンプルデータで再現した試作品です。ログイン自動化やスクレイピングを行うものではありません。
読み込んだデータはローカルPC内で処理され、外部AIや外部APIへ送信しません。

実業務で使う場合は、事業所や受託元の許可が必要です。個人情報や受託案件の情報を扱う場合は、所属先や契約先のルールに従う必要があります。
また、このツールはあくまで確認を補助するためのものです。最終確認は人が行う前提で使う必要があります。
私は体験参加だったため、ほかの利用者さんが午前中に行っていた作業を、午後から体験させてもらいました。
ほかの利用者さんたちは、午後になるとEラーニングを受講したり、それぞれ別の作業に取り組んだりしていたようです。自由時間というわけではなく、その日の予定や役割に合わせて、事業所内の作業を進めているように見えました。
午後の作業が終わると、最後に掃除をして一日を終える流れのようでした。私は今回は体験参加だったため、掃除には加わりませんでしたが、実際に利用する場合は、こうした片づけや掃除も日課の一つになるのだと思います。
今回、カレーパン&ITワークスで一日体験をさせていただきました。
私は引きこもりで、人とのやり取りもかなり苦手です。行く前はかなり緊張していました。
実際に参加してみると、思っていたほど大変ではありませんでした。無理にほかの利用者さんと話す必要もなく、自分の席で作業に集中できました。居心地も悪くなかったです。
作業内容も、手順を覚えればそれほど難しくありません。注文状況などを確認して記録していく作業なので、同じことの繰り返しが苦手な人には合わないかもしれません。
私はASDなので、こういう決まった流れを繰り返す作業は、わりと得意なほうだと思います。今回の作業も、特に苦にはなりませんでした。
ただ、私が本当にやりたいのは、AIを使ってツールやゲーム、ホームページなどを作ることです。
AIを扱うB型事業所はまだかなり少ないです。見つけても、遠くて通えない場所ばかりでした。
カレーパン&ITワークスは家から近く、通いやすいです。雰囲気もよく、パソコン作業が中心で、人と無理に交流しなくてもいい。昼食も無料で、工賃も比較的高めです。
かなり条件のいいB型事業所だと思います。
欲を言えば、AIを使った作業や学習にも、もう少し力を入れてくれたらうれしいです。AI特化とまではいかなくても、ツール制作やWeb制作のような作業があれば、自分にはかなり合いそうです。
今回体験した確認作業も、AIを使えば、その作業を補助するツールを作れるのではないかと思いました。
もちろん、外部企業から受けている仕事なので、勝手にツールを使えるわけではありません。情報管理の問題もありますし、利用者さんの仕事を減らしてしまう可能性もあります。
そのあたりは、単純な話ではないと思います。
今のところ、カレーパン&ITワークスにはかなり好感を持っています。
あとは、自分がやりたいAIの作業と、実際の事業所の作業がどこまで合うか。そこが、利用を考えるうえで一番気になっているところです。
今回、1日体験をしてみて、事前に簡単な案内やマニュアルのようなものがあると、より安心して参加できると感じました。
特に、私のように初めての場所や流れに不安を感じやすい人にとっては、「着いたら最初に何をすればいいのか」「1日の流れはどうなっているのか」「昼食後の片づけはどうするのか」などが、あらかじめ分かっているだけでもかなり安心できると思います。
まず、事業所に到着したあとの流れです。
受付では、タッチパネルで出席の手続きを行い、そのあと昼食のメニューを選ぶ流れでした。実際に案内していただければ難しいことではありませんが、初めて行く側としては、事前に「到着後はタッチパネルで出席確認をする」「昼食を利用する場合はメニューを選ぶ」といった説明があると、より落ち着いて行動できると思いました。
次に、午前中のEラーニングについてです。
Eラーニング自体は分かりやすく、特に大きな問題はありませんでした。ただ、作業用のノートパソコンに外部モニターが接続されており、いわゆるデュアルモニター環境になっていました。
私はパソコン歴は長いのですが、デュアルモニターを実際に使う機会はほとんどなかったため、最初は少し戸惑いました。ノートパソコンの画面と外部モニターがつながっていて、マウスカーソルを横に動かすと、もう一方の画面へ移動できる仕組みです。
パソコンに慣れている人であればすぐに分かるのかもしれませんが、初めて使う人にとっては少し分かりにくい部分かもしれません。最初に「画面が2つありますが、マウスを横に動かすともう一方の画面へ移動できます」と一言説明があると、安心できると思いました。
次に、昼食後の片づけについてです。
昼食を受け取る流れは分かりやすかったのですが、食べ終わったあとの容器やお盆をどうすればよいのかが少し分かりませんでした。ご飯やおかずの容器はそのまま捨てるのではなく、夏場ということもあり、給水場で軽くすすいでから決められた場所に置く流れのようでした。
この点も、事前に「食後は容器を軽くすすいで、指定の場所に置く」と分かっていれば、迷わずに済んだと思います。初めての場所では、こうした小さな手順でも意外と緊張するので、簡単な案内があると助かります。
最後に、午後の作業についてです。
午後は、午前中にほかの利用者さんが取り組んでいたPC作業を体験しました。作業自体はそれほど難しくありませんでしたが、説明が主に口頭だったため、最初は少し分かりづらく感じました。
できれば、最初にスタッフの方が一通り実演し、そのあと体験者が実際に操作してみて、最後までできるか確認してもらえると、より安心して取り組めると思いました。特に、手順を間違えないことが大切な作業では、口頭説明だけでなく、簡単な手順書やチェックリストがあると、ミスの防止にもつながると思います。
全体として、事業所の雰囲気は悪くなく、スタッフの方も必要なときには教えてくださいました。ただ、初めて体験する人にとっては、「最初に何をするのか」「昼食後にどう片づけるのか」「作業の手順はどう進めるのか」といった細かい部分が事前に分かっていると、より安心して参加できると感じました。
特に、私のように初めての環境や口頭説明に不安を感じやすい人の場合、事前の簡単な案内や、作業ごとの手順書があるだけでも、かなり負担が軽くなると思います。