調査・考察

1. 「在宅の個人副業」は事業所の存続に関わる

調べた範囲や個人的に感じたことを、事実と感想が混ざりすぎないように読み進められる記事です。

この記事でわかること

先に要点を確認する

自分の住んでいる場所(春日部)を中心に、PC、特にAI関連での作業のB型事業所をネットで徹底的に探していました。

でも、PCでの動画作成、動画編集、SNS運用、画像作成、web運用、などがほとんどで、「AIで何かする」というのがほとんどなかったのです。

私の理想としては、AIで動画やweb制作、ゲーム制作、漫画制作、kindle出版、note、アフィリエイト、などなど個人で在宅で収益化を目指せる、このような作業を学べるB型事業所を探していたのです。

しかし、そんなところはほぼありません。 一応、沖縄でAIでunityでゲーム制作というB型事業所がありましたが、絶対に遠すぎて無理すぎる。 また、北海道にも、AIにちょっと特価したB型事業所がありましたが、これも遠すぎて無理。

関東県内でも、AI特化、そして個人の副業を支援する、学べるようなところは皆無。 調べてみてわかったのですが、これは当たり前のことのようです。

なぜなら、B型事業所の理念は、「一般企業での就労が困難な人に、働く場を提供し、知識や能力の向上に必要な訓練を行うこと」であり、本質的に「雇用(福祉的就労)」と「集団での社会参加」をベースに組み立てられているからです。

1. 「在宅の個人副業」は事業所の存続に関わる

多くのB型事業所は、みんなで作業所に集まり、国からの補助金(給付費)と、作業で得た利益から「工賃」を支払う仕組みで運営されています。 あなたが目指す「個人が在宅で収益化するスキル(アフィリエイトやKindle出版など)」は、個人の口座に直接収益が入るため、福祉事業所としての実績(工賃の支払い記録)にしづらいという構造的な壁があります。

2. 福祉における「自立」の定義のギャップ

福祉の世界での「自立」は、まだ多くの場合「毎日決まった場所(事業所や会社)に通えるようになること」や、「人とコミュニケーションが取れるようになること」に重きが置かれています。 そのため、最先端のAIを使って「完全在宅・一人で稼ぐ」というスタイルは、現在のB型事業所の古いシステムや理念の枠組みからはみ出してしまうのです。

3. 指導できるスタッフが圧倒的に不足している

AI(ChatGPT、画像生成、動画生成AIなど)を駆使して、個人でマネタイズするスキルは、現在進行形で激変している超最先端の分野です。 残念ながら、一般的なB型事業所のサービス管理責任者や支援員の中に、こうした「最新のAIマネタイズ」を現役で実践し、障害特性に合わせて指導できるレベルのスキルを持った人材はほぼ皆無というのが現状です。

個人でのAIを使用した副業を目的としているのであれば、「福祉」にこだわらず、障害者手帳や給付金を活用しながら、民間のオンラインスクールやコミュニティで学ぶ方が、(AIでの個人収益化)への近道かもしれません。